「エミテラス所沢」は、都市と郊外の魅力を享受できる「所沢スタイル」を創造・発信する広域集客型商業施設。訪れた方々が思いおもいに過ごせる空間を施設内外につなげることで、地域に開かれた施設となっている。だれもが使いやすいトイレを目指し、男女別トイレのほか、利用者や性別を問わない「ゆったりトイレ」を配置している。

建築概要

所在地 埼玉県所沢市東住吉10-1
施主 株式会社西武不動産
住友商事株式会社
基本設計 株式会社 日建建設
設計・監理 清水建設・西武建設設計共同企業体
施工 清水建設・西武建設共同企業体
敷地面積 約34,000㎡
建築面積 約28,000㎡
延床面積 約129,000㎡
階数 地上7階
構造 鉄筋コンクリート造、鉄骨造
竣工年月 2024年7月

特長

建物の特徴

「エミテラス所沢」は、西武池袋線・西武新宿線「所沢駅」西口に立地する広域集客型商業施設。商業施設棟は4階建て約43,000㎡の店舗面積に142の多様な店舗が集積。駅からペデストリアンデッキでつながり、約1,700台の駐車場も備えている。名称は、西武グループのスローガン「でかける人を、ほほえむ人へ。」の「Emi」と、住友商事が商業施設を開発する上で大切にしている居心地のよさを象徴する「Terrace」を組み合わせて命名。西武鉄道沿線の居住者をはじめ、子育てファミリーからアクティブシニアまで幅広い世代に向けて「所沢スタイル」を創造・発信する拠点となっている。建物は非化石証書活用などによる実質CO2ゼロ化を実現。「CASBEE Aランク評価」「ZEB Oriented認証」を取得している。

トイレの特長

だれもが使いやすいトイレを目指し、男女別トイレや多目的トイレ、利用者や性別を問わない個室完結型の「ゆったりトイレ」、ベビールームを、利便性を考慮して配置。男女別トイレは、混雑時にも余裕ある通路幅を確保、すべての大便器ブースにベビーチェアを設置した。また、スペースを広く取り、洗面器やフィッティングボードを設置したゆったりトイレを設置し、多目的トイレとの機能分散を図ることで、利用者の選択肢を増やしている。さらに、トイレの混雑状況は、DX技術を活用して発信。トイレの洗浄水は、雨水層で浄化した水を再生し中水として再利用している。トイレのレイアウトにあたっては、計画当初にTOTOテクニカルセンターで空間サイズを再現して、動作検証を実施した。

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