「東急電鉄 東横線 綱島駅」では、老朽化と全体的な薄暗さを解消するため、駅構内のトイレを改修。コンセプトは「だれにもやさしい、トイレブレイクタイム ~各コーナーにスペースを設け、ゆとり感をもたす~」。安心と落ち着きをもたらす温かみのある空間を実現。トイレ全体で機能分散も図られている。

建築概要

所在地 神奈川県横浜市港北区綱島西1-1-8
施主 東急電鉄株式会社
設計 有限会社設計事務所ゴンドラ
施工 東急技術センター株式会社
階数 地上2階
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2024年9月

特長

建物の特徴

神奈川県横浜市に位置する「東急電鉄 東横線 綱島駅」は、1926(大正15)年に、観光開発を目的に「綱島温泉駅」という名称で開業。戦時中、贅沢な名称を自粛する動きもあり「温泉」という文字を外し、1944(昭和19)年に「綱島駅」と改められた。現在は、1日平均乗降人員は約82,000人(2023年度)。綱島は、東京や横浜のベッドタウンであり、駅の西側一帯にはにぎやかな商業地区、東側はバスターミナルや商店街などが並ぶ。宅地化されている北側は、自然林を多く残した綱島公園、南側には鶴見川が流れる豊かな自然に囲まれている。今後、駅東側は、再開発事業により、駅前広場の整備、新綱島駅周辺との連絡性や回遊性の向上を目的とした綱島街道横断デッキの整備などが計画されている。

トイレの特長

老朽化と全体的な薄暗さを解消するため、2024(令和6)年9月に駅構内のトイレを改修。コンセプトは「だれにもやさしい、トイレブレイクタイム ~各コーナーにスペースを設け、ゆとり感をもたす~」とした。先進的なイメージを外観のガラスで表現。清掃性と空間の明るさを向上させ、内装は木や石のような温かみのある素材を用い、視覚的にも安心と落ち着きのある空間を演出している。また、さまざまな使用者に対応できるよう、多機能トイレは、車いす使用者やお子様連れ、オストメイトなどに対応できる設備を完備。男女トイレには、乳幼児連れに配慮して、おむつ替えスペースやベビーカーが入れる広めのブースを1ヶ所設置し、多機能トイレに利用集中しないよう、トイレ全体で機能分散を図っている。

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