愛知県日進市では、従来の道の駅の機能に加え、子育て支援施設や防災体制の充実、農業振興の推進などを目指して、「道の駅 マチテラス日進」を整備。道の駅に建設される地域振興施設、屋外トイレ棟ともに、地域活性化の拠点にふさわしく多様な利用者に配慮した快適な空間を実現している。

建築概要

所在地 愛知県日進市本郷町前田33
施主 日進市(地域振興施設)
愛知県(屋外トイレ棟)
設計 ジェイアール東海コンサルタンツ株式会社 (地域振興施設)
株式会社 拓工(屋外トイレ棟)
施工 名工・山本特定建設工事共同企業体 (地域振興施設)
株式会社 山本工務店(屋外トイレ棟)
敷地面積 約20,000.00㎡
建築面積 2,366.41㎡(地域振興施設)
206.17㎡(屋外トイレ棟)
延床面積 2,270.31㎡(地域振興施設)
160.69㎡(屋外トイレ棟)
階数 地上1階(地域振興施設)
地上1階(屋外トイレ棟)
構造 鉄骨造(地域振興施設)
鉄筋コンクリート造(屋外トイレ棟)
竣工年月 2025年3月(地域振興施設)
2025年4月(屋外トイレ棟)

特長

建物の特徴

愛知県のほぼ中央部である尾張と三河の境に位置する日進市は、子育て世代を中心に、今後も人口の増加が見込まれる地域である。子育て支援施設や防災体制の充実、農業振興の推進などを目指し「市民が集い、にぎわい、成長し、都市をデザインする道の駅」をコンセプトに「道の駅 マチテラス日進」を整備。2025(令和7)年8月にオープン予定となっている。施設名は、公募で投票により命名。町を照らす、温かいテラスのような場所となるという思いが込められている。飲食施設や物販施設などの従来の道の駅の機能に加え、乳幼児などが遊べるプレイルームや防災拠点として防災ヘリポートを兼用した屋外広場などを整備。情報発信・交換、交流、連携の促進により地域活性化の拠点となる施設を目指している。

トイレの特長

地域振興施設のトイレは、多様な利用者のニーズに配慮した配置や設備とするため、TOTOテクニカルセンター名古屋のバリアフリーラボにて検証を実施。男女共用で利用できる車いす使用者優先トイレのほか、多様性にも配慮したブースを配置している。衛生面に配慮し、壁掛式の器具や風の吹き返しや水滴の飛散を抑制する吸引式のクリーンドライを採用。お子様連れへの配慮としては、子育て支援施設から直結するキッズトイレと授乳室のほか、共用部にもおむつ替えコーナーや授乳室を設置している。また、24時間利用できる屋外トイレ棟も、多様な利用者に配慮した快適な空間を実現。自己発電タイプの器具や停電時レバーなど、災害時への備えにも対応し、地域活性化の拠点にふさわしいトイレが整備されている。

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