岐阜市のシンボルとなる観光拠点「岐阜公園」が再整備され、その一環として、公園山麓エリア内に、「岐阜城楽市」がオープン。あわせて観光案内所、授乳室やおむつ替えコーナーを設けた休憩所、トイレ棟が新設された。トイレは、木をふんだんに用い、自然採光を活かした温かみのある空間となっている。

建築概要

所在地 岐阜県岐阜市大宮町1丁目
施主 岐阜市
設計 司設計株式会社(トイレ棟)
施工 <建築>株式会社雛屋建設社(トイレ棟)
<設備>大東株式会社(トイレ棟)
敷地面積 341.56㎡(トイレ棟)
建築面積 102.38㎡(トイレ棟)
延床面積 102.38㎡(トイレ棟)
階数 地上1階
構造 鉄筋コンクリート造、一部木造
竣工年月 2025年4月

特長

建物の特徴

「岐阜公園」は、織田信長が天下統一の拠点とした岐阜城を頂に構える金華山と、1300年以上の歴史を有する鵜飼が行われる清流長良川など、岐阜市固有の豊かな歴史・文化・自然に抱かれた岐阜市を代表とする総合公園。岐阜公園が持つ歴史的資産を最大限に活用し、さらなる賑わいを創出するため、岐阜市で初めて公募設置管理制度(Park-PFI)を活用して整備し、2025(令和7)年4月公園内に、グルメやショッピングを楽しめる新名所「岐阜城楽市」がオープン。"「岐阜」を嗜み、OMOTENASHIを堪能する"をコンセプトに、地産地消のメニューのある飲食店や岐阜ならではのお土産を取りそろえた11店舗が揃う。さらに、新施設オープンにあわせ、観光案内所やトイレ棟、授乳室などを設けた休憩所が整備された。

トイレの特長

入口にベンチを設置し、待ち合わせなどにも使用できるトイレ棟は、男女別トイレともに木をふんだんに用い、自然採光を活かした温かみのある空間。洗面コーナーは、洗面カウンター上部に棚を設けており、手荷物にも配慮。また、大便器ブースの利用状況がひと目でわかるよう、ドア上部に設けられた突き出しサインに、使用中には、赤い目印が表示される仕組みを採用。混雑時でもスムーズに使用できる工夫がなされている。さらに、車いす使用者や、オストメイト、乳幼児連れの方など、さまざまな利用者を想定したバリアフリートイレも設置。休憩所には、授乳室のほか着替えやおむつ交換などが行える収納式多目的シートを備えたバリアフリートイレも設置されるなど、訪れる人が快適に使用できる環境を整えている。

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